志望動機を作る前に|現職で変えたい条件と応募先への質問をつなぐ
志望動機を考えるときは、現職で変えたい具体的な条件と、応募先で確認できた業務を並べてみます。自分の経験をどう生かしたいか、面接で何を確かめたいかを分けると、話す内容を整理できます。
先に「変えたい条件」を事実にする
「成長したい」「環境を変えたい」だけでは、何を確認すればよいかが残りません。現職について、たとえば担当業務の範囲、勤務場所、勤務時間、使いたい専門性を、本人が説明できる事実として書きます。不満を無理に前向きな言葉へ置き換えたり、経験を大きく見せたりしません。
| 整理する順番 | 手元に書くこと |
|---|---|
| 現職で変えたいこと | (架空例)担当業務の範囲を広げたい。理由は現在の担当範囲で説明できる事実 |
| 応募先で確認できたこと | 採用ページ・求人票にある業務、勤務地、募集職種の記載日 |
| 未確認のこと | 配属、担当範囲、業務又は勤務地の変更範囲 |
| 面接で聞くこと | 「入社後、最初に担当する業務とチームの範囲を確認したいです」 |
応募先の公式情報とずれないか確認する
応募先の採用ページ又は求人票を読み、書かれている業務と、自分が担った業務の事実を並べます。共通点があれば、その経験をどの範囲で生かしたいかを説明できます。共通点が見つからなければ、無理に接続せず、なぜその職務を検討しているかと、確認したい点を分けます。
面接前に、求人票の記載日、求人名又はID、口頭説明の日時と相手を残します。たとえば「求人票では企画とありますが、担当する業務の範囲と配属予定はどこまで決まっていますか」と聞きます。口頭で聞いた内容は、求人票又は労働条件に書かれた内容と照合します。
質問の回答を次の判断へ使う
面接の質問は、熱意を示すためだけのものではありません。回答は「確認済」「未回答」「改めて文書で確認」のいずれかで手元に記録します。条件が未確認なら、応募又は退職の判断を急ぎません。求人票の未確認点を整理するページと、提示条件を照合するページを使い、応募先が示す文書で確認します。
出典確認日: 2026年9月15日。厚生労働省「採用時の労働条件明示に関するFAQ」(応募先の求人票・労働条件で確認する項目の考え方)。面接の合否、志望動機の評価、個別求人の条件は同資料の対象外です。